こんにちは
スタッフSです。
今日はバレンタインデーですね。
皆の知っているあのチョコレートのご当地味をご紹介します。
旅先で見かけたらぜひお手に取ってみてくださいね。
お菓子はお土産の定番ですが、いつものお菓子の地域限定ものは、ここでしか買えない!
と思うとついつい買ってしまいます。
チロルチョコが世に生まれて早50年以上、毎年新しい味が発売されていますが
今回は九州の有名銘菓とのコラボ商品で、如水庵の【筑紫もち】のきな粉と黒蜜を使用しています。
中に入っているもちグミの食感がクセになります。。。
きな粉と黒蜜の素朴な味で万葉のおおらかさを表現したという如水庵の筑紫もち。
というのも福岡は令和の元号の由来となった万葉の歌人、大伴旅人ゆかりの地です。
彼が太宰府に赴任して自邸で開いた【梅花の宴】で収録された32首の序文が【令和】の典拠に
なっています。
太宰府の長官として九州に赴任した大伴旅人ですが、帯同した妻を赴任直後に亡くしてしまいます。
亡くなった妻を思って詠んだのがこちらの歌です。
【愛しき人の纏きてし敷布の我が手枕を纏く人あらめや】
(超訳:愛しい妻にいつもしていた腕枕。彼女が亡くなってから私が腕枕をする人はもういないんだ。。。)
・・・恋というよりは一途な愛の歌ですね。
バレンタインデーに女性からチョコを送る習慣ができたのは昭和40年代のことと言われています。
海外では、恋人や友達、家族などがお互いにプレゼントを贈り、感謝の気持ちと愛を伝えるのが一般的だ
そうです。
万葉の昔にならって今日だけは、素直な気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
<おまけ>
大伴旅人の歌で私が好きな歌をご紹介します。
現世に例えるなら、東京本社から九州支社に異動になった勤め人の歌のようで
1200年前の人の言葉なのに不思議と共感してしまいます。
赴任したばかりの太宰府で自分の部下に都が懐かしいのではないですか?と問われて
【やすみしし わご大君の食国は倭も此処も同じとぞ思う】
私がお仕えする大君の治める国は中央の大和も太宰府も同じ、異なることはありません、と答えた歌です。
(※記念碑解説板より抜粋)
旅先で目にする歌碑にはこの地に立った人の思いが刻まれています。
足をとめて、残された言葉からその人の見た風景に思いを馳せてみませんか。
(2019 S撮影 太宰府にて)
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